こんにちは、つのみです。
この春(2024年4月)また転勤が決定しました。
千葉→岡山と来て次は、名古屋です。
これを機にInstagramの方でも、大切なフォロワーさんに「ご報告」も兼ねて、今回の転勤のこと、そしてインスタ発信をするに至った経緯、そして感謝の気持ちをまとめたリール動画を先日アップしました。
その中で、ある方からいただいたコメントから、私がインスタ発信やVoicy、ブログを通じ伝えたい想いをまとめたので、興味のある方だけぜひお読みください。
Voicyでも同じ内容を話しているので音声で聴きたい人はこちらから
こんな方におすすめの内容です🌱
・「子育てが辛い」と感じる方
・「子育てが辛い」という表現に違和感を感じる方
・自分の気持ちをなかなかSNS等で表現できないと思う方
・なぜ私が「子育て辛い」とSNSで表現するのか興味がある方
「子育て辛い」というのは贅沢な悩み
まず、前置きにお伝えしたいのは、今回いただいたコメントに関して、私は批判的に捉えているわけでは全くないということ。
むしろ、そういう風な感想を持たれて当然だとすら思いました。
なお、コメントをいただいた方とはその後、分かり合え、むしろこういった意見をいただいたことに感謝をしています。
このコメントがなければ、こんなふうにブログや音声(Voicy)で自分の想いを残すことはなかったかもしれません。
では、どんなコメントを頂いたかというと・・
子育て大変だと思いますが、子供を産めない人からしたら贅沢な悩みだと思ってしまいます。世の中、子供が産めない人、授からない人だっていることを忘れないでください。
最初にこのコメントを見た時、正直「やっぱりそう思う人もいるよね・・」と感じました。
なぜなら、過去私もまさに同じようなことを思っていたから・・。
子供がなかなか授からない時期があった
私は、夫と結婚し、5年間ほど子供のいない時期がありました。
最初の2、3年は「夫婦だけの時間を楽しもう!」と気にしていませんでしたが、一向に子供が授からない。
そろそろ子供が欲しいと焦り出し、一時期、不妊治療のお医者さんに通っていた時期もあります。
「もしかしたら、子供が授からない可能性もある」
とお医者さんに面と向かって言われた時、目の前が真っ暗になった記憶も残っています。
望んでも、子供が授かるとは限らない。
その時に初めて妊娠することの奇跡、出産や子育てが当たり前でないはないという事実を突きつけられた気がします。
だから、一時期は友人の妊娠報告にモヤモヤしたり、妊娠マークをつけている人、子育てをしている周り人が眩しく感じることがありました。
望んだ子供なのに・・
その後、ありがたくも長女を無事、妊娠出産したわけですが、長女が赤ちゃんの頃の子育ては想像を絶するものでした。
子育てが全く楽しくないし、辛い。むしろ、弱々しい命を目の前に恐怖すら感じていました。
そもそも、お産自体も38時間ほど長時間の難産で、体力もかなり消耗しており、赤ちゃんの頃の長女は本当に寝てくれない、なかなか厄介な赤ちゃんだったのです。
夜間授乳もあるし、最初は眠れなくて当然。
今ならこう思えるけど、当時の私は、全くそんなふうに思えず、夫も朝から晩まで不在なので頼りにならず本当に不安で辛い時期を過ごしました。
周りは、旦那さんが育休を取っていたり、在宅勤務をしていたり、夕ご飯までには帰ってきてくれて、お風呂を入れてくれる人がいる中で、私は1人きりで、子育てにもがいていました。
夫の助けがもう少しあったらな・・
実家がもっと近ければ・・と何度も思いました。
でも、それでも「辛い」となかなか言えなかった。
なぜなから、私自身、欲しくてもなかなか子供が授からない時期があったからこそ、「そんなことを言ってはいけない、贅沢な悩みだ」と思っていたから。
不妊治療の病院に通っていたころの過去の私が、それを聞いたら「何、贅沢なことを言っているの?」と言われるだろうと思っていました。
だから、「辛い」「しんどい」という気持ちに蓋をしていました。
その蓋をした気持ちが爆発しそうになって、一時期、育児ノイローゼ気味になったこともあります。
その時は本当に心から苦しかった。
可愛い赤ちゃんを目の前に、全く幸せを感じられませんでした。
「しんどいよね」と言ってくれた友人に救われた
そんな気持ちに蓋をしていた私ですが、このままでは本当に鬱になってしまうと思って、近所の子育て支援センターに通うようになりました。
東京から千葉に移り住み、近くに友人が全くいなかったので、あわよくばママ友と言えるような人ができたら良いなと期待もしていたのです。
そんな時、初めて出会った同じ月齢のママが、出会ってすぐ、こんな言葉をかけてくれました。
「赤ちゃん寝なくて、辛いんです。子育てしんどくて・・」
「子供と2人になると辛いから、ここ(支援センター)へ来ました」
まさに同じ状況だった私は、なんだか本当に救われた気持ちになりました。
「自分と同じ人がいた」という気持ちと、「辛いって言ってもいいんだ」という安心感と・・。
なんとも言えない感動を覚えています。
そして、その子とは意気投合し、今でもかけがえのない友人の1人になっています。
「辛い」という気持ちを表現することで救われる人もいる
「辛いよね」と共感し合えた友人に私は救われました。
こういうネガティブな気持ちは表に出してはいけないと蓋をしていたけど、それを表現することで、過去の私のように救われる人もいるのだということを知りました。
こう表現をすることで、今回コメントをくださった方のようにモヤモヤを抱かせてしまうこともあるかもしれない。
それでも、私はSNSなどを通じて発信をする中で、過去の自分と同じようにワンオペ子育て(ワンオペじゃなくても子育て)で苦しむ人、辛い人を少しでも勇気づけたり、ラクになるきっかけになる発信をしたいと考えています。
だから、私はあえてSNSで「子育て辛い」という過去感じていた感情を素直に表現すると決めました。
SNSにはいろんな人がいて、いろんな考え方があるけれど、私は、こんな気持ちを持って日々発信しています。
みなさんは、どう考えますか?
もしここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございました🧡
こちらから聴けます🎵(無料)